10月末、NHKで世界トップの人口当り接種数と報じられる
- データ元は Ourworldindata.org
10月末にNHKが特設サイトで日本は人口当り接種数トップと報じました。NHKが提示するグラフのデータ元は Ourworldindata.org となっています。
日本はブースター接種率世界2位で世界1位の陽性者
- ブースター接種数はジブラルタルを抜き世界2位、主要国ダントツ1位
- 8月〜9月そして11月に陽性者数(絶対数)世界トップに
- 人口当りでもブースター接種数の多い東アジアが世界トップクラス
- 伸びからいえば日本は世界一ワクチン接種したい国民
筆者が提示しているグラフも Ourworldindata.org のデータを元にしています。グラフは横軸が100人当りのブースター接種数、つまり3〜5回目の接種数となっています。NHK のデータは1〜2回目も含んでいましたが、ブースター接種数で比較した方が最近の傾向が分り易いと思います。
11月末のブースター接種率のグラフだと、日本はブースター接種数で110を超えジブラルタルを抜き世界2位となりました。主要国でダントツの1位。しかも上位のジブラルタルは外国人を計上していて、チリは強制だからでは無いかと思います。つまり世界で一番率先してブースター接種をしているのは日本人ということになります。
本グラフのスライドバーを90日前から戻して移動させると、日本が絶対数での陽性者世界トップの座から右に高速に移動しつつ一旦少し下って、また世界トップになったことが分るかと思います。人口当りでもブースター接種数の多い、日本、台湾、香港、韓国といった東アジアが世界トップクラスになっています。
世界で一番接種したがり、世界で一番陽性者を計上して、いつまでもコロナ対策が終らない。この国は一体何がしたいのでしょうか。