過剰なコロナ対策で若者、特に女性が自殺

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若者はコロナ対策禍での自殺の増加の方が大問題

  • 過剩なコロナ対策で若者の自殺が増加
  • 若者は自殺が主な死因なので、全体の死者も増加

筆者は医療逼迫を理由に、経済活動を制限し学校を閉じることを続けると、新型コロナ感染症での直接被害よりも、現役世代や若者の生活環境や学習環境に大きな被害が出るし、最悪自殺に至るから、制限すべきでは無いと2022年の3月から一貫して訴えてきました。

既に述べてきたように、コロナで高齢者の死者が一時に集中することはあっても、全体の死者が増えるわけでは無く、社会に大きな影響は無いと考えていたからです。しかしこの考えは周囲には全く受け入れられませんでした。周囲は数値に強いと思っていた情報系の大学の先生ばかりなのにも関わらず、です。

10代20代に絞って主な死因別と共に、10代20代では死因トップの自殺もグラフに表示してみます。横軸は月ごとの時間推移で2009年1月から現在までを表示しています。

一番上のグラフで、全死因死者(紺色)は2011年3月の東日本大震災をピークとして減少傾向にあったことが分ります。減少傾向だったのは少子化の影響でしょう。しかし2020年後半になって極端に若者の全死因死者(紺色)が増えたことが分ります。原因は死因の半数を占める自殺(黒色)が増えたことです。これは確実に過剰なコロナ対策の影響でしょう。

2番目のグラフは全体の死者を除いたものです。自殺は他の死因に比べ圧倒的に多いことが分ります。2021年後半に少し落ちてきたかと思いましたが、2022年になっても、また少し上がり高止まりしたままです。

そして 3番目のグラフは自殺を除いた死因のグラフです。呼吸器系疾患で亡くなる方は 10代20代であっても元から僅かにいて、月10人前後というところでした。なお呼吸器系疾患死者にはコロナ死者を含んだグラフにして表示します。年ごとに集計したグラフを次に示します。


年ごとの10代20代での主な死因別死者と呼吸器系疾患死者

  • コロナ前から10代20代も呼吸器系疾患で年100人前後亡くなっていた
  • 呼吸器系疾患とコロナの死者を併せたものが特別増えたわけでは無い

年ごとに集計したグラフの3番目のグラフで、コロナが流行したからといって、全体の死者から見れば、呼吸器系疾患とコロナの死者を併せたものが特別増えていないことが一層よく分ると思います。2018年から2021年まで年に100人前後となっています。


若い女性のコロナでの自殺の増加は更に大きな問題

  • 10代20代での女性の主な死因別死者で見るとコロナ禍で自殺が突出して増加

これまでの10代20代のグラフは男女併せたものだったのですが、女性に絞ってグラフを見ていきます。男性より新型コロナ死者が少ない傾向にあります。そして自殺が急上昇していることが分ると思います。

新型コロナ感染症で若者の死者は増えなかったけれども、コロナ対策で若者の死者、特に女性で増えたことは明らかです。

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